玉ノ井いろは通り・・・・この辺を玉ノ井というのか・・・玉ノ井という地名だけは聞いたことがありました。玉ノ井(たまのい)は、戦前から1958年(昭和33年)の売春防止法施行まで、旧東京市向島区寺島町(現在の東京都墨田区東向島五丁目、東向島六丁目、墨田三丁目)に存在した私娼街(戦後は赤線地帯)なのです。(← Wikipediaを参照しました。)
しかし、この通り沿いにはそんな気配はもう感じられません。古そうな建物もあるようなので、細かく見て行けばわかるのかもしれませんが、あまり活気は感じられないものの普通の通りです。
なんとなく興味深く思いながら通りを歩いていました。店名表示のないパン屋さんがありました。
パン屋さんだなぁ・・・と外から見ていると、中からおばさんがおいでおいでをしています(笑)引き寄せられるままに、店内へ。中に入るとおばさんが「ココのパンは美味しいのよー。お勧めなの。ごめんね。呼んじゃって」とにこにこ。
「何でもおいしいのよー。私は予約してこんなにいっぱい買っちゃったの。」とどう見ても一家族では食べきれないほどのパンを買っています。「ここのハンバーガーは注文してから作ってくれるのよ。」と言われたので、教えられるがままにハンバーガーを一つ。
どのパンも200円以内で、お手頃価格。ハード系のパンはないみたいですが、お惣菜パンが充実しています。
もしすぐに食べたければ、近くの玉ノ井カフェは持ち込み出来るそうです。私たちは外で食べちゃいましたけどね。作って置いておけば待つことはないでしょうが、ソースがバンズに染み込んじゃって美味しくないから作り立てを食べて欲しいそうです。食べる側もその方が美味しいに決まってますもんね。
お店の方も優しい接客で、素敵なお店でした。おばさん呼び込んでくれてありがとう。
ところで、お店の名前は店内に貼ってあった何かの雑誌のページでわかりました。「パウン・ド・フーケ」というそうです。
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じゃあそろそろ帰ろうか・・・と東向島駅への道すがら作業をするおじさん。
ナスを植える土づくりをしているらしいです。この辺り墨田区東向島のあたりはかつて寺島と呼ばれ、なすの産地として有名だったそうです。寺島茄子と呼ばれているそうです。この寺島なすは鶏の卵くらいの大きさのものが美味しいとされ、なす特有の香りが強く、光沢のある黒紫色した実が特徴です。油との相性ばつぐんなんですって。食べてみたい。→ 参考
TEL 03-3613-8731
住所 東京都墨田区墨田3-8-15
営業時間 6:30~18:30(水曜のみパンがなくなり次第終了)
定休日 木曜・第3水曜
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こんばんは
「おいでおいで」したおばさんは常連のお客さんだったんですね(笑)
自分が大好きなパンをみかんさん達が買って
美味しいって食べてくれて嬉しかったでしょうね~
チョココロネがあるぅ♪懐かしい~
店名のイメージと違うパン屋さんだなぁ(笑)
2015/10/29 19:54 | はしびろけろ [ 編集 ]
Re: こんばんは
はしびろけろ様
そーなんですよ。おいでおいでしていたのは常連さんでした。
にっこにこしてすごく明るいおばさまで
こんな風になりたいって感じの人。
大量のパンを買いこんでいました。
何か特別なお仕事してる人なのかなー。
ほんとに店名のイメージと違いますよねー。
店名だとブーランジェリーっていうような
今どきのオシャレパン屋さんみたい。
こっちの方がいいよん。
2015/10/30 11:57 | 海塩みかん [ 編集 ]
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