私以上の年の方なら、たぶん全員が知っている日本人モデルの山口小夜子さん。
1972年、パリコレクションにアジア系モデルとして初めて起用された方です。真っ黒なおかっぱ頭に切れ長の目で日本人ブームが起こりました。「SAYOKO マネキン」というマネキン人形が発売されたほどです。
私は、資生堂のモデルであったころの小夜子さんのイメージが強く残っています。その頃はまだ化粧も知らない頃でしたが(いや 今もわからない(笑))資生堂の機関紙「花椿」を見るのがとても好きでした。意思の強そうな目が印象的です。
下北沢でその山口小夜子さんの映画のポスターを見ました。その山口小夜子さんは、2007年に急性肺炎で急逝されたのですが、その時から大切に保管されていた山口小夜子さんの謎にみちた人生を当時の映像と交流があった様々な人の視点も交えた映画だそうです。これは見なければ!と思ったのですが、下北沢では既に終わっていました。
同行者が調べたらなんと!横浜で見られるとのことで見に行ってきました。「横浜ニューテアトル」という映画館です。
私の知らなかった山口小夜子さんの映像や写真がたくさん見られました。切れ長の目ではなく、まぁるい目をしたカワイイ高校生だった頃の小夜子さんは印象的。お話しするイメージが全くなかったのですが、明るく朗らかな方のようでした。モデルだけではなく、演劇やダンスなど幅広く活躍し、好奇心も旺盛。私がただ写真でみただけの山口小夜子さんとは良い意味で全く違っていました。賢くどんな分野でも、どんな年齢の方とでも垣根なく交流された方のようでした。最近は見ることもあまりなくなってしまった高田賢三さんのインタビューも印象深かったし、本当に見てよかったです。
惜しい方ってほんとに強く短く生きていくものなのでしょうか。もう少し活躍する小夜子さんが見たかった。2015年10月31日(土)公開の映画です。97分。
そんなに長い映画ではありませんでしたが、映画を見終わってちょっと休憩。横濱文明堂の奥にある喫茶店「ル・カフェ」です。
何度かお邪魔していますが、お客さまの年齢層はかなり高めです。お店の方の制服がとても可愛いです。常連さんも結構いらっしゃるようで、にこやかに接客しているのがとっても好ましい。
こちらの名物はパステル。どら焼きの皮だけをホットケーキみたいに出してもらえます。どら焼きの皮好きには嬉しい。ホットケーキよりも弾力があって歯ごたえあります。焼き色がきれい。
同行者はカステラにアイスクリームをサンドしたもの。はさまれているアイスクリームも美味しかったです。
イセザキモールでお茶を飲むならおすすめです。天井が高くて、客席が満席でもあまり圧迫感がありません。
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横浜ニューテアトル
〒231-0045 横浜市中区伊勢佐木町2-8-1
TEL 045-261-2995

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野球観戦の帰り道、何か食べて帰ろうと思ったのだけれどウロウロした挙句どこに行くのか決まらず・・・結局イセザキモールにあるラーメン屋さんに入りました。去年の5月にオープンしたラーメン屋さんです。
白河中華そば 弘流(こうりゅう)というお店。白河ラーメンと言えば、福島県のご当地ラーメンのひとつです。以前一度入ろうとしたことがあったのですが、その時つけ麺しかなくて止めた覚えがあります。思えばオープンしたばかりだったのかもしれません。
食券は自動販売機で購入します。大きくは、中華そばとつけそばの二種類。普通盛の中華そば¥650にしました。
白河ラーメンというのはスープは濃い目の醤油ベース。豚骨、鶏ガラが主体のスープで、麺は手打ちの縮れ麺というのが普通のようです。→ Wikipedia
お店はテーブル席とカウンターがあります。奥行きがあって、一番奥が厨房。夜10時近いという少し遅い時間だったこともあったのか、お店の方が厨房に入ってしまっていてなんだかちょっと寂しい感じ。でも、この付近で遅い時間までやっているお店は少ないので、ぽつりぽつりとお客様が入ってきます。
なるとが真ん中にのっかったラーメン登場。少し多めのほうれん草が目立つくらいで見た目はクラシックです。化学調味料を使用しない鶏がら醤油味のスープ。麺はもっちりした縮れ麺で食感がいいです。テーブルの上に味が足りなかった時に足せるようにラーメンのタレが醤油入れに用意されていますが、私には必要ありませんでした。むしろしょっぱかったです。食べログのレビューを読んでいたら、薄いという声が多かったんですが・・・・う~ん。お店は女性でも入りやすい感じ、お休みもなく夜中もやっているので便利なお店です。夜中でも家系よりは罪悪感が薄いし・・・・ね(笑)
TEL 045-243-2555
住所 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町4-109
営業時間 [月~木]11:00~15:00 17:00~3:00
[金・土]11:00~15:00 17:00~5:00
[日・祝]11:00~15:00 17:00~20:00
定休日 無休
HP

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伊勢佐木町にこんなに短期間に何度も通うのは初めて。実はその合間に行けないだろうか・・・と狙っていたお店があります。それは・・・「まったり屋」さん。一番最初にその存在を知ったのは誰からだったんだろう?もう覚えていないけれど、恰幅さんもお気に入りのそのカフェがずいぶん気になっていました。行ったこともないのに、Twitterもフォローしてました。
それがなんと上大岡に移転するって言うじゃないですかっ!上大岡ってなんだかとても遠いイメージ。そして、私の盗まれた車が見つかったのは上大岡(全然関係ないけど)。いずれにしろ、上大岡よりは伊勢佐木町の方が行きやすい。伊勢佐木町に存在するうちに一度行かないと上大岡に行きにくくなってしまうっ!
映画祭の途中で一度チャレンジしたのですが、その時は貸切になっていて入れませんでした。ライブだった様子。
映画祭最終日にリベンジ。この前ホットドッグを食べたアトムという喫茶店の2階にそのお店はあります。アトムの上に歌舞伎みたいな色で「まったり屋」って書いてあります。
階段下には本が置いてあります。好きなのがあったら、階段の途中にあるカンカンにお気持ちを入れていただくというシステムのようです。私も¥100で一冊。
狭い階段を上がっていくとここが入口。扉をあけるとすぐに柵があってびっくりしますが、柵をまたいで靴を脱いでお店に入ります。靴脱ぐの大好きなのでうれしい。
この柵の理由はすぐにわかりました。リッチーくんというワンちゃんがいるんです。いやーんかわいい。
なでれーなでれーと寄ってきてくれました。すぐにおなか見せたりして大丈夫なのか?リッチー君。このリッチーくん大変な食いしん坊で、店主が調理をしていると厨房をのぞきこんでいますし、お客さんが食べていると物欲しそうにやってきます。メニューにも注意書きがしてありますので、くれぐれもご注意を。
移転と言うことでだいぶメニューを減らして営業しているようなのですが、以前から写真などで見ていたホットケーキはありました。良かった。ホットケーキとアイスコーヒーを注文。
大きなホットケーキが一枚。美味しいです。食べがいもあります。もっと早く来ればよかったなー。
店主のくま子さんは、Twitterの紹介によると『住宅街のかくれ家で自虐ネタを主に描く自称マンガ家』ということですが、実際に本も出版されています。お店でその本を読んでいたら、なんとクマ子さん秋田県出身ということが判明。愛想がないように見えるクマ子さんに「あたしも秋田なんですよ」と話しかけたら、大曲出身だそうです。あの花火大会で有名な大曲。急激に親近感がわいてきたぞ。でも、あたしにこういうセンスも才能もないな。憧れます。上大岡のお店は4月15日からゆるゆると営業。←確認済み
リッチー君もあちらで接客中のようです。
↓食べログにリンク貼ってますが伊勢佐木町時代のものです。
新しい住所は・・・神奈川県横浜市港南区大久保1−2−5
営業時間13〜20時 月、金曜休み だそうです。

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午前中ずぅっとテレビ版濱マイクを見続けました。「映画の後にはコーヒー飲みに来てね」とマツモトのマスターに言っていただいていたので、休憩がてらマツモトのマスターにご挨拶を・・・とイセザキモールから横浜橋商店街へ。こういう風に歩くことがなかったので、位置関係がはっきりしていなかったのですがとても近いです。
テレビ版でみんなのたまり場になっていた松田美由紀さんがやっている喫茶店はコーヒーマツモトなんですが、日劇のあった場所からコーヒーマツモトまでは徒歩5分くらい。とても現実的な距離です。
きっと映画祭の間はコーヒーマツモトも大忙しなんだろうなぁ・・・座る場所あるかしら?と思いながら(今でもコーヒーマツモト詣でをする濱マイクファンは多いのです。)ぼおっと歩いていると、大きく手を広げたおじさんに声をかけられました。(おじさんなんてひどい・・・けど、その時はそう思ったんです。)マスターでした。
「永瀬さん来てるよ」えぇぇぇっ!マスターと並んでお店まで。
永瀬さんはいつもの濱マイクの席でスタッフの方とコーヒーを飲んでいらっしゃいました。うっひゃぁぁ・・・映画祭の間、林海象監督や永瀬さんはドラマの中に出てきた飲食店に出没したという話は聞いていましたが、実際にお会いできるとは・・・。
運のいいことにいつも座らせていただいている席が空いていました。あー一人なのに申し訳ない。マスターに写真お願いしても大丈夫だよと・・・。おじけづいていたのですが、写真を一緒に撮っていただいてサインもしていただきました。
マスターと永瀬さんの夢のツーショット。映画と現実が交錯する時間でありました。いつもいらっしゃる濱マイクファンの女性グループもちょうどいらして、ちょっぴり仲間意識。あとからマスターにお聞きしたら、なんだか興奮しちゃってあんまり覚えていないんだよって。すごーく平常心に見えたけれど、マスターも舞い上がっていらしたようです。いつも皆に優しく接して下さるマスターにご褒美のひと時だったのかも。
3回券とパスポートに付録でついてきたステッカーの中にもマツモトのコーヒーカップがありました。マスター知らなかったんですって。手帳に貼って持ち歩いてます。しっかし、こんな格好いい47歳って現実にいるんですねぇ・・・実際にお目にかかってますますファンになりました。映画祭のスタッフの方もお疲れ様でした。
0横浜みなと映画祭HPはこちら
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横浜みなと映画祭は3月16日~20日までの5日間。残念ながら直前に知ったということもあり、休みはとれないので16日・17日・20日の3日間で効率良く見なければいけません。映画は3本観ましたから、あとはテレビ版12本。1話から順番に見るべきなのでしょうが、そういうわけにもいかず・・・。見られる順番で観ました。
20日も朝から伊勢佐木町へ。朝9時半スタートだったのに10時からだと思い込んでいました。うぅ残念。パスポートを購入しているので見放題なのですよ。もうっ あたしのバカバカ!
ジャックアンドベティの階段を上っていくと濱マイクのパネルが迎えてくれるんですが、その脇に調理パンがたくさん並んでいます。このパンはジャックアンドベティの筋向いのカメヤさんのものです。ちょっと時間が出来たのでせっかくだから実店舗へ行ってみることにしました。
カメヤさんの存在は以前から知っていましたが、なぜか今まで入ることがありませんでした。覗いてみたことは何度もあるんですが、ごめん・・なんだかソソられなかったんです。たぶんそれは・・・似た感じのパン屋さんに入ってサンドイッチを購入したらやたらとしょっぱかった思い出があって腰が引けていたのだと思います。
でも、ジャックアンドベティに並んでいるパンは美味しそうに見えました。結局その場所が好きか嫌いかで判断しちゃうんです・・あたし。ジャックアンドベティのことは好きだから、きっとこのパンも美味しいに違いない!
亀ちゃんが車を引いている絵が印象的なカメヤさん。朝は6時くらいから営業しているそうです。
店内には調理パンがたくさん並んでいます。早い時間だったらこんなにあるのねーとびっくり。
一人一個の限定品タマゴバーガーを購入。映画を観ながらたべようっと。映画見終わった後に取りにきますと食パンを予約。こんなにサンドイッチがあるんだもの。食パンが美味しいに違いない!
入口に小学生がカメヤさんを取材して作った手書きの「カメヤしんぶん」というのが貼ってあるのですが、それによるとカメヤさんは最初は和菓子屋さんだったそうです。75年前からパン屋さんになって、今が4代目。午前1時半から80種類のパンを作っているそうです。えの木ていやローズガーデン、ジージーマートにもおろしているということです。すごい取材力。ちょっと行っただけの私でもカメヤさんのことが良くわかります。
ところで味ですが、すこぶる美味しかったです。タマゴバーガーとポスターに書いてありましたが、本体に書かれた商品名はタマゴサンドでした。タマゴがたっぷり入っています。ちょうどよいお味です。
ジャックアンドベティと濱マイクで思い出の味になりました。町の人に長く愛されている理由が良くわかりました。あ・・そうそう 食パンですが、こちらも美味しかったです。もっと早く買えばよかった。さータマゴバーガー食べて、今日も映画を観ちゃうよー。
カメヤさんのパン、夜の映画を観に来たときにはこんな風。最後の二個が誰かが食べてくれるのを待っていました。
横浜みなと映画祭HPはこちら
TEL 045-231-1729
住所 神奈川県横浜市中区末吉町3-40
営業時間 6:00くらい~19:00くらい
定休日 日曜定休

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