お昼ごはんの後、どこかでお茶でも飲もうと思ったんですが、両親と一緒の場合は色々と条件があります。父はコーヒーを飲まないので、コーヒー以外を注文できて、母は階段を上るのは難しいので階段の利用がなくて駐車場が近いことが条件です。
角館は昔よりも観光客が多くなりました。たぶん、秋田県民が考えているよりもずっと知名度が高いのかもしれません。観光客が多くなってお店も増えました。私が知らないお店もたくさんあります。とりあえず、角館の街中をひとまわり。
えーっ こんなとこあったっけ?絶対に昔からあるはずのお店を発見。今まで通ったことがあまりなかったのかもしれません。建物に「伊保商店」と書いてあります。正確には彫られています。こんな石造りの建物は、角館どころか県内で見た記憶がありません。横から見ると2階建てのようなので、看板建築の一種なのでしょうか。1階は店舗です。
伊保商店と書いてありますが、地元の人には「イオヤ」と言えばわかるそうです。そういえば、「イオヤ」って書いてありますね。大正13年に3年間もの長い時間をかけて造られた建物なんだそうです。なんで今まで知らなかったんだろう?角館の人には、なんでも売ってるデパートみたいな存在だそうですよ。秋田で“ホジね”(ほんじねとも言います。地域によってちょっと違う。)といえば、お馬鹿さんとか常識がないとかいう意味なんですが、角館ではそんな時に「イオヤさ行ってホジ買ってけ!」と言うくらいの場所なんですって。ホジも売っているものなら、買いたいものです。(ほじの語源につきましては、興味があれば こちらで。)
どんどん話がそれていきましたが、せっかくなので店内も見せていただきました。うひゃー すごく懐かしいものから新しいものまで何でもあります。雑貨屋さんというだけではない品揃え。もっと細かく見たかったですが、父がつまらなそうにしていたのでまたこの次の機会に。これに興味なこと自体が信じられないぞ!お父さん(笑)
一回りしているうちにちょっと変わったカフェを発見しました。なんとか車も停められそうですし、こちらにお邪魔することにします。
古民家を雑貨屋さん兼カフェにしている 喫茶「ねずねこ」さんです。熟成深煎豆をネルドリップで丁寧に仕上げた昭和50年代のコーヒーを再現しているそうです。
店内には雑貨が所せましを置かれています。喫茶の席もあるのですが、天気が良くあたたかく気持ちがよかったので、外の席に座らせてもらいました。外の席はペットも可だそうです。
店舗はオーナーがリノベーションしたものだそうです。窓枠とかドアとか古いおうちから集めていたのかな。組み合わせにセンスが感じられます。色合いもかわいい。
外の席の真ん前にはなぜか異常に大きな虎の置物。これは、誰かの趣味だったのかな。
コーヒーもアンティークのカップとお皿の組み合わせ。えーっと・・・昭和50年代のコーヒーの味なんでしたっけ?特徴的なことはなかったような気がしています。個人的には。
食事メニューもありますし、ランチでも使えそうです。ちなみにちょっと見せていただいたのですが、2階にお部屋があって、泊まらせていただけるようですよ。角館の街中で便利だし、泊まってみたいです。なんか面白いとこを見た日でした。

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承認待ちコメント
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2018/05/11 10:55 | [ 編集 ]
Re: タイトルなし
onorinbeckさま
イオヤさん いいでしょう?
ほんとに面白いんですよ。
建物も興味深いし・・・もっとゆっくり見たいとこでありました。
2018/05/15 14:52 | 海塩みかん [ 編集 ]
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