天気の良い日でした。言われるがままに車を運転して駐車場へ。到着したのは山下公園の駐車場でした。山下公園駐車場は1時間¥500。この辺りの駐車場高いなぁ・・・でも、中華街付近だと1時間800円というとこもありますから、こちらの方がマシと言えばマシ。
どこに行くのかなーと思っていたら氷川丸でした。
天気はいいけど、さむぅぅぅい。氷川丸の見学は10時から。氷川丸の入館料は¥200。こちらの管理は日本郵船がしているのですが、日本郵船歴史博物館とのセットだと¥500です。(クーポン券を利用すると¥300です。クーポンはこちら)
今まで山下公園の近くに行くと「あるなぁ・・・」とは思っていましたが、中に入ったことはありませんでした。マリンタワーもそうでしたけどね。氷川丸はさほど大きな船ではありませんが、さまざまな歴史をもった船でした。氷川丸の誕生は昭和5年!シアトル航路に就航しました。この小さな船でシアトルまで行っていたなんて驚きです。
シアトル航路は海が荒れるので頑丈なつくりにしなければいけなくて、造船にはとても苦労したのだそうですが、船内はとてもお洒落です。アールデコ調の内装です。アールデコとはまったく関係ないですが、個人的には船の丸い窓には心躍ります。近づくとみなとみらいがくっきり。
氷川丸のお客様はいわゆるセレブだったに違いありません。一等には児童室なんていうのもあるんです。壁に子供の遊んでいる絵があって、あとからつけたのかと思ったら元々ついていたものだそうです。
もっとも面白かったのは食堂。当時出していたメニューがあったのですが、昭和初期に食べていたとは思えないものばかり。今も昔も変わらないのでしょうが、世の中にはさまざまな人たちがいるのですね。
チャーリーチャップリンや秩父宮ご夫妻も乗船なさったそうで、食事が美味しい・・サービスがいいということで評判の船だったのだそうです。もっとも、チャーリーチャップリンはこの食堂では食事をすることはなく、全部を自分のお部屋まで運んでもらったそうですが・・・。
階段も風情があります。以前、船でグアムまで行ったことがあるのですが、船というのは意外と高さがあるものです。(海の中に沈んでる部分が大きいのですね。たぶん。)
一等のお部屋はこんな感じ。そういえば、飾り毛布なんて見たことないかも。いろんなパターンがありました。
機関室には電話室もありました。
今見られるのは、貨客船として使われていた時代のものですが、戦時中は引揚船としてや特設病院船として使われたりもしたそうです。病院船と言えども戦時中は攻撃されない保障はなく、現実3度も触雷しているのですが、大きな被害はうけていません。幸運の船と言われているそうです。
・・・なぁんてことは、やっぱり船の中を見ないとわからないことでした。結局1時間以上かけての見学になっちゃいました。あー面白かった。皆見たほうがいいよ。
氷川丸
住所 〒231-0002 横浜市中区山下町山下公園地先
TEL 045-641-4362
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
※祝日の場合は開館、翌平日休館
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